前回に引き続き漫画関連のポストカードコレクションです。
岡崎京子作品です。
岡崎京子『Pink』
岡崎京子『Pink』, 1989年,
2015年に世田谷美術館で開催された「岡崎京子 戦場のガールズ・ライフ」にて購入したポストカードです。(以下すべて同じ)
左は『Pink』旧装板の単行本の表紙にもなったイラストです。くちびると乳首のピンク色の使い方がシャープです。
右はラストシーン、空港でワニの鞄を持ってハルヲを待っているユミちゃんのイラストで、新装版の表紙にもなっています。スクリーントーンの大胆な切り方がかっこいい。
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岡崎京子『チワワちゃん』
岡崎京子『チワワちゃん』, 1996年?
『チワワちゃん』旧装板・新装版の表紙になったイラストです。90年代ここに極まれりなかわいさ。この鼻と口の描き方を、いったいどれだけの漫画家が真似したでしょうか。
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岡崎京子『ヘルタースケルター』
岡崎京子『ヘルタースケルター』, 1995年?
元ネタは、60年代のファッション・アイコンでウォーホールのファクトリーの常連だったイーディ・セジウィックの出演映画『チャオ!マンハッタン』。
髪や服はラフに描かれていますが、瞳とくちびるの描きこみがすばらしく印象的です。
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岡崎京子『うたかたの日々』
岡崎京子『うたかたの日々』, 1994年?
原作はポリス・ヴィアンの小説。主人公の愛するクロエが、肺の中に睡蓮のつぼみができる奇病にかかり、横たわっているシーンです。
かっちりとした線で描かれた花々が美しい。身体から植物が芽を出すイメージは、山岸凉子『ダフネ―』も彷彿とさせます。
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次は、「紙モノ蒐集」という本ブログのテーマからは外れてしまいますが、読書メモをアップしようと思います。私の名前「まいまいつぶろ」にちなんで、初回は『カタツムリ・ナメクジの愛し方 日本の陸貝図鑑』をご紹介しようかなと。
ポストカード紹介は、次回は絵画に戻るか、エンタメ系のものにするか検討中です。
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