【ポストカード】コレクション㉔ 洋楽その1

ポストカード

洋楽に関するポストカードコレクションです。
ポール・アンカ、ミック・ジャガー、ストーンズと食い合わせが悪いですが。

ストーンズはともかくとして、洋楽のポストカードは集めにくい。コツコツと雑貨店やレコード店の雑貨コーナーをチェックし、海外旅行の機会があれば紙モノ屋で入手しています。

ポール・アンカのエンパイア・シアター公演(1959年)


ポール・アンカのエンパイア・シアター公演(1959年)

エンパイア・シアターはウェールズ南部の都市スウォンジーにかつてあった劇場。1900年にオープンし、映画の上映や各種公演を行っていましたが、経営するモス・エンパイア社の業務縮小に伴い1960年に取り壊されたそうです。

こちらは、1959年のポール・アンカの公演チラシをポストカード化したもの。
この2年前の1957年にリリースされた「ダイアナ」が全英シングルチャートで首位となる大ヒットとなり、一躍人気シンガーソングライターになっていたころです。

ポール・アンカの父親はシリア出身、母親はレバノン出身とのこと。両親はカナダに移住し、そこで彼が生まれました。若いころは独特の色っぽい雰囲気がありますね。

おまけ:“ストリップの女王”フィリス・ディキシー(1953年?)

“ストリップの女王”フィリス・ディキシー, 1953年?

同じくエンパイア・シアターで開催されたフィリス・ディキシー演出によるストリップショーの宣伝ポスターのポストカードです。

年は記載されていませんが、11月30日月曜日となるのは1942年、1953年、1959年なのでそのどれかだと思います。完全に想像でしかありませんが、上のポール・アンカの宣伝チラシのデザインと異なるので、同じ1959年の線は薄く、また、1942年はまだ彼女はロンドンにいたのではないかと思いますので、1953年が濃厚だと思います。

フィリス・ディキシーはイギリスの歌手、女優、ダンサー、興行師。1942年にストリップ興行を開始、1940年代半ばまでロンドンにて人気を博しましたが時代の変化によりロンドンをあとにし、晩年は料理人として働いていたそうです。

映画「パフォーマンス/青春の罠」に出演するミック・ジャガー(1968年)


映画「パフォーマンス/青春の罠」に出演するミック・ジャガー, 1968年

いつの間にかDVDが出てたんですね。その昔、西新宿でVHSテープを購入した思い出。
ストーリーはともかく、当時の色気ムンムンのミック・ジャガーが堪能できる映画です。
監督は「アラビアのロレンス」の撮影や「赤い影」の監督で知られるニコラス・ローグ。

公開は1970年ですが、この写真のクレジットは1968年となっています。

キース・リチャーズの日記(1963年)


キース・リチャーズの日記, 1963年

2019年にTOC五反田メッセで開催された「Exhibitionism-ザ・ローリング・ストーンズ展」にて購入したポストカードです。

1963年1月の日記ですので、今から60年ほど前です。マーキー・クラブ、ウィンザークラブなどでのギグの様子が記されているようです。割とマメですね。ほぼ大文字で書かれています。
実物は結構小さかったかと。右側にバンドがついており、使い勝手よさそうな日記帳です。

ジョン・パッシェ《The Rolling Stones U.K. Tour 1971》原画(1971年)


John Pasche《The Rolling Stones U.K. Tour 1971》, エアブラシ, 1971年

こちらも「Exhibitionism」展で購入したもの。
1971年のUKツアーポスターの原画です。ポスターでは上にタイトル、右側に各地の情報が入ります。
1971年というと、グルーピーのパメラがミック・ジャガーに接近していたころかな。

次回は音楽にまつわるポストカードをご紹介します。

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