【ポストカード】コレクション52 とりのかたち

ポストカード

鳥をかたどった作品のポストカードを集めました。
宮川香山、野々村仁清など4点です。

野々村仁清《銹絵白鷺香炉》


野々村仁清《銹絵白鷺香炉》, 17世紀, 静嘉堂文庫美術館

静嘉堂文庫美術館の所蔵品。2017年に同館で開催された「〜かおりを飾る〜 珠玉の香合・香炉展」にて購入したポストカードです。

野々村仁清による鷺の姿をかたどった香炉です。背のところの孔から煙が出てくるのでしょうか。

首を伸ばしたすらりとした姿、やや陰影のある羽の白が美しい。よくみると趾もちゃんとついています。

野々村仁清《色絵鶴香合》


野々村仁清《色絵鶴香合》, 17世紀, サントリー美術館

サントリー美術館が所蔵する、同じく野々村仁清の鳥の形の香炉です。こちらはおめでたい丹頂鶴をかたどっています。

先ほどのものよりちょっと親しみやすいかんじかな。

やはりなめらかで優美なラインが美しい。瞳、鼻孔、嘴などの細部が緻密に描き込まれていてリアルです。全体の色調も落ち着いています。

(参考資料:サントリー美術館ウェブサイト 名品ギャラリー > 色絵鶴香合)

《染付 鳥形香合 伊万里》


《染付 鳥形香合 伊万里》, 17世紀後半, 戸栗美術館

2016年に戸栗美術館にて開催された「古伊万里―染付の美―」にて購入したポストカードです。

香合(こうごう)とは、香を収納する蓋付きの容器のこと。先ほどの野々村仁清の2作品が、なかで火をつけて煙を楽しむものなのに対し、こちらは香を入れておくだけです。

ポストカード裏面の説明では単に「水鳥」と記載されていますが、こちらは鴨でしょうか?瞳がぼんやりとにじんでいて面白い表情になっています。
もっちりとした姿、シンプルに表現された羽がかわいらしい作品です。

宮川香山《青釉船形花瓶》


宮川香山《青釉船形花瓶》, 明治時代中期~後期, 田邊哲人コレクション

2016年にサントリー美術館にて開催された「没後100年 宮川香山」で購入したポストカードです。
明治時代から大正時代を代表する超絶技巧の陶芸家・宮川香山の作品です。

孔雀でしょうか。鳥をかたどった横型の花瓶です。
この意匠は、平安時代に貴族が池や川に浮かべて管弦の遊びなどをするのに用いた船「龍頭鷁首(りゅうとうげきしゅ)」から来ているそうです。
龍頭鷁首はその名の通り、二隻を一対として、一隻の船首に龍を、他の一隻に鷁の形の意匠をつけた船。よく絵巻物に登場しますので、ご存じの方も多いかと思います。

羽の重なりの表現が細やかでうっとりしてしまいます。
羽の先っぽをくるっとさせて、船をこぐことで生まれる波も表しているのでしょうか。優美なのに少しコミカルな感じもする、面白い花瓶です。

次回はブロンズ作品のポストカード紹介をしようと思います。

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