私のポストカード蒐集:蒐集動機とマイルール

ポストカード

ポストカードは私の小規模な「驚異の部屋」

唐突ですが、15世紀から18世紀にヨーロッパの裕福な貴族の間で流行した「驚異の部屋」ってありますよね。当時の珍しい動物や植物、鉱物、絵画などをずらりと陳列した部屋で、現在の美術館・博物館のルーツのひとつと考えられるものですが、私はあれにすごく憧れがあります。

好奇心を刺激するさまざまな美しいもの、―私の場合、具体的には絵画ですが―をひとつところに集めたいという夢。しかし、しがない勤め人でウサギ小屋のような家に住む私には、絵画を集める財力もなければ、飾るスペースもありません。もっとお金を稼げるようにスキルアップするのはめんどくさいので、夢のほうを小規模化することにしました。

心惹かれる美しいものたちをポストカードで集め、それを私なりの「驚異の部屋」としようと思いついたのです。そういうわけで、2006年ごろからポストカード蒐集に本腰を入れました。

私なりの蒐集ルール4つ

ポストカードは安くて80円、高くても200円位の安価なものですが、のべつまくなしに集めていると、きりがありません。そこで私は以下4つの蒐集ルールを定めています。

  1. ミュージアムショップで購入すること
  2. ポストカードになることを意識していない作品であること
  3. 自分が好きな作品であること
  4. 官製はがきのサイズ(100mm×148mm)を大幅に超過しないこと

1. について。基本的には、展覧会で現物を見て、感銘を受けたもののみをポストカードで購入しています。一期一会感を楽しむのが好きなのです。あとで中古で入手するのはNGとしています。タダで手に入るショップカードなどは、もちろんこの限りではありませんし、映画・音楽・風景写真などの展覧会になりにくいものについては、カードショップなどで購入することもあります。

2. について。私は絵画だけでなくイラストレーションのポストカードも集めていますが、もともと「ポストカード」として売ること前提に描かれたものは対象外としています。よって、雑貨店で売られているポストカードは購入しません。

3. について。自分が気に入ったもののみを購入するようにしています。当たり前のことを言っているようですが、結構ここがぶれてしまうことが多い。展覧会のメインビジュアルになる有名な絵画でも、ピンとこないことってありますが、その場の雰囲気でついつい購入してしまいがちです。一度手に取って「本当に好きなのか?欲しいのか?」を自分に問うようにしています。

4. について。海外では大きめサイズのポストカードがちらほらあります。日本でも、屏風や掛け軸などは横長の変形ポストカードになっていることがありますが、収納しにくいので涙をのんでスルーします。他の項でご紹介しますが、「収納性」は重要なポイントです。

では、次のページでは、ポストカードの収納方法について、私の模索の歴史(大げさですが・・・)をご紹介していきます。

 

まいまいつぶろコメント:「驚異の部屋」について気になった方はこちらの書籍がおすすめです。希代のオタク皇帝ルドルフ2世の驚異の美術コレクションを紹介!

コメント

  1. カズ より:

    はじめまして。突然のコメント失礼いたします。
    私も、ポストカードや展覧会のチラシの蒐集を趣味としておりますが、
    同じように、ポストカードの収納方法で悩んだり、
    スキャンしてフォルダごとに区分けして、エクセル表にまとめて並べ替えして…
    とされている先輩がいらっしゃるブログを拝見し、
    思わずコメントしてしてしまいました。
    今後も、Xも含めて拝見しますので、参考にさせてください。

    • カズ様
      放置しているブログにコメントいただきありがとうございます。
      ブログはしばらく更新していませんが、ポストカードや展覧会チラシの蒐集は引き続き続けています。
      現在は主にXの方で展覧会の感想や雑事など投稿しておりますので、よろしければそちらでも交流できればと思います。
      ブログを始めてはみたものの、なかなか同志が見つからず寂しい思いをしておりましたので、カズ様のコメントがとてもうれしいです。

      • カズ より:

        まいまいつぶろ様
        お返事をいただきありがとうございます。
        溜まったポストカードをいつかアルバムに綴じようと、平積みのまま複数の箱に入れて保管していたのですが、過去に購入したものを探すのに一苦労していました。
        そこで、早速拝見したナカバヤシさんの写真分庫を注文してみました。これで検索機能が高まればいいなあと思っています。ありがとうございました!

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