【読書メモ】パメラ・デ バレス 『伝説のグルーピー』①基本情報

読書メモ

読書メモ2回目です。
60年代~70年代のロサンゼルスで活躍したグルーピー、パメラ・デ・バレスの回想録「伝説のグルーピー (THE INSIDE STORY)」を取り上げます。
このページでは基本情報と章ごとのあらすじを、次のページからは章ごとのあらすじを紹介します。

「伝説のグルーピー」パメラ・デ・バレスとは?

パメラ・デ・バレスは、ロサンゼルスを拠点として活躍した著名なグルーピーです。フランク・ザッパがプロデュースした実験的な音楽グループでグルーピー・ガールズ・バンドの「GTO’s」のメンバーとしても活躍し、女優としても活動していました。
1948年生まれですので、現在は御年70歳を超えています。

グルーピーとは
グルーピーとは、主にミュージシャンと親密な関係になりたい女性のこと。単なるファンとの違いは、ありていに言えば肉体関係によってミュージシャンと結びついていることです。最近は死語になりつつある言葉かも。

彼女はクリス・ヒルマン(ザ・バーズ、フライング・ブリトー・ブラザーズ)、ジミー・ペイジ、ミック・ジャガー、俳優のドン・ジョンソンなどと浮名を流し、最終的にはシルヴァーヘッドのマイケル・デ・バレスと結婚しました。

シルヴァーヘッドとは
シルヴァーヘッドとは、フランス人侯爵を父に持つマイケル・デ・バレスにより1972年に結成されたイギリスのグラムロックバンド。3枚のアルバム(うち1枚は日本のみ発売)を残し1974年に解散した短命のバンドです。

シアトリカルでエキセントリックなステージは当時注目を集めました。立ち居振る舞いこそグラムロックですが、音楽性はストーンズやフリーの影響下にあります。

日本では、マイケル・デ・バレスのノーブルで妖艶な美しさが受け、アイドル的な人気がありました。
当時の東芝EMIの強力なプロモーションもあいまって、現在でも本国イギリスより日本での知名度が圧倒的に高いという不思議なバンドです。
2021年には、2ndアルバム『16 And Savaged: 凶暴の美学』がアナログ&CDでリイシューされました。

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名前に「デ」が入っていることからもわかるとおり、デ・バレスはフランスをルーツにもつ侯爵家の出です。アメリカ人の女の子が、ヨーロッパの侯爵と結婚する。パメラは、すべてのグルーピーが夢見るゴールを勝ち得た女性だといえるでしょう。

1960年代後半から1970年代前半にかけてグルーピー活動をしていたパメラが、ずっとつけていた日記(彼女は「ジャーナル」と呼んでいます)をもとに当時のことを回想したのがこの本「伝説のグルーピー (THE INSIDE STORY)」です。

本国アメリカでは1987年に発行されてベストセラーに。1995年にはオーディオブック版が発行、2005年にはペーパーバックの改訂版が発行されました。私が読んだのは1994年に大栄出版より発行された日本語版で、現在は絶版です。古書店で数日根気よく探せば見つかるかなと思います。

「伝説のグルーピー (THE INSIDE STORY)」はざっくりいってどんな内容?

この本は、パメラが無邪気なビートルズファンだった中学生のころから、20代中盤となりマイケル・デ・バレスと知り合うまでを9章に分けて綴っています。

先ほど述べた通り、あまたの大物ミュージシャンと関係した彼女の華麗なる生活(&以外と厳しい懐事情)があけっぴろげに告白されています。ここで名前を羅列していくとそれだけで数行使ってしまうほどです。

本書の魅力は、「ミュージシャンとのただれた関係」というゴシップ的な興味を満たしてくれるだけでなく、当時のロサンゼルスの雰囲気やヒッピー文化が感じ取れるということでしょう。

では次ページより、詳しく内容をご紹介します。

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