【ポストカード】コレクション39 小林かいち

ポストカード

大正末期から昭和初期にかけて少女たちを熱狂させた図案家・小林かいちのポストカードです。
2016年に武蔵野市立吉祥寺美術館にて開催された「生誕120年記念 小林かいち」にて購入したものです。【展覧会チラシ】2016年下半期 私的ベスト10でもご紹介しています。

小林かいち展のコピーは、河井酔茗が大正初期の少女向け手紙文例集に記した一節「また例の道楽が初まりました、絵葉書が集めたいのです。」
私はポストカードをコレクションし続けてウン十年が経ちますが、勉強や就職、家庭の事情でパタッと止めている時期もありました。しかしそのたびに、集めたい欲が戻ってきてしまうのです。「また例の道楽が初ま」ってしまうのです!

小林かいち《二号街の女》


小林かいち《二号街の女》, 1925年
妖しくモダンな女たち。詳しいところがわからなかったのですが、カフェーの女給なのでしょうか?配色、構図、線の美しさ、長い睫毛、みていてうっとりしてしまいます。
木版印刷のため、独特の味わいがあります。

私は行けなかったのですが、2019年に各地を巡回した「大正ロマンとモダンデザイン~大正イマジュリィの世界~」展でも原画が出品されていたようです。

次回は北澤楽天のポストカードの紹介をしようと思います。

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