私の切手コレクションのなかから、お気に入りのものを紹介します。
鳥が描かれた切手その2です。おそらくイギリスで購入したものです。
モンゴルのハクチョウの切手(1987年)
詳細はわかりませんが、モンゴルのガンガ湖ではオオハクチョウをはじめとしたたくさんの鳥類が見られるということですので、それにちなんだ切手なのかもしれません。
泳いでいる姿はよく描かれていますが、脚が見えていて羽繕いをしている姿をとらえているのは、ちょっと珍しいのではないでしょうか。
|
イギリスのヨーロッパコマドリ(学名:Erithacus rubecula)の切手(1995年)
ヨーロッパコマドリはイギリスでは馴染み深い野鳥です。民謡、民話にもよく取り上げられており、マザー・グースの「誰がこまどり殺したの?」を知る人も多いでしょう。
愛らしいコロンとしたフォルムと落ち着いた色合いが私も好きです。
民家の周りに生息する姿が描かれており、私はとくにポストの下で暖をとる19ペンス切手がお気に入りです。
|
スリランカの鳥の切手(1987年)
スリランカの鳥の切手です。日常生活でよく見かける野鳥なのだと思います。
左上:セイロンハナドリ(学名:Dicaeum vincens)
セイロンハナドリはスズメ目に属する鳥で、スリランカに生息する固有種とのことです。
雄雌でずいぶん色が違います。
左下:セイロンメジロ(学名:Zosterops ceylonensis)
セイロンメジロはスズメ目に属する鳥で、こちらもスリランカに生息する固有種とのことです。日本にいるメジロと同様に、虫のほか果物や花の蜜を吸うのが好きとのこと。
右:セイロンカノコモリバト(学名:Columba torringtoniae)
セイロンカノコモリバトはスリランカの主に山に生息する固有種の鳩とのことです。この切手では暗い色ですが、写真を見ると全体的にもう少し淡く紫がかっています。
|
レソトの鳥の切手(1982年)
レソトの鳥の切手です。こちらも、日常生活でよく見かける鳥のシリーズかと思われます。
左:ウロコカワラバト(学名:Columba guinea)
ウロコカワラバトはサハラ以南のアフリカに生息するありふれた鳥だそうです。赤い目の縁取りとウロコ模様がかっこいいですね。
右:キノドミドリヤブモズ(学名:Telophorus zeylonus)
南アフリカとナミビアの固有種とのことです。黄色と黒というオシャレ上級者の色合いがきまっています。この切手ではそれなりに大きい鳥のようにみえますが、実際は22-23cmほどの小さな鳥です。
|
次回は果物の切手をご紹介します。
コメント