私の切手コレクションのなかから、お気に入りのものを紹介します。
英国のフットボール選手とラグビー選手の切手です。あまりよく知らないジャンルなのに、なぜ購入したのか謎。
フットボールとラグビー
フットボールとラグビーはどちらも英国が起源であるといわれています。
フットボールの歴史は古く、いつと断言できないようですが、ラグビーの起源は諸説あるなか1823年にイギリスのラグビー校でフットボールの試合中にボールを手で掴み相手ゴールに走ったことが始まりとの説が有力です。
・・・わざわざこんなこと今更説明しなくてよかったかも。よく知らないジャンルのことを無理して説明してもボロがでるので、切手の説明にうつりますね。
「伝説のプレイヤーたち」1996年ヨーロッパ選手権開催記念切手(1996年)
1996年のヨーロッパ選手権の開催記念切手です。
描かれているのは、以下の4名です。
・Dixie Dean(ディキシー・ディーン)
イングランド、マージーサイド州出身。ディキシーはニックネームで、本名はWilliam Ralph Dean(ウィリアム・ラルフ・ディーン)。イングランドのフットボール史上最も多くの得点を決めた選手。
・Bobby Moore(ボビー・ムーア)
ロンドン東部バーキング出身。イングランド最高のディフェンダーの一人。
・Duncan Edwards(ダンカン・エドワーズ)
イングランド、ウェスト・ミッドランズのダドリー出身。天才とうたわれ、18歳と138日でイングランド代表デビューという最年少記録は長らく破られなかった。「ミュンヘンの悲劇」(1958年の航空事故)の犠牲者のひとり。
・Billy Wright(ビリー・ライト)
イングランド、ウェスト・ミッドランズのシュロップシャー出身。ディフェンダー。1952年にFWA年間最優秀選手賞を受賞。ブルース歌手のビリー・ライトとは同姓同名。
主に戦前・戦後に活躍した選手たちを取り上げているためか、モノクロで渋い仕上がりになっています。写真なのか、写真を基にしてイラストをかきおこしたのかはよくわかりませんでした。
テキストが斜めに入っており、動きが感じられるレイアウトになっています。
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ラグビーリーグ発足100年記念切手(1995年)
ラグビーリーグ発足100年を記念して発行された記念切手です。
描かれているのは、以下の5名です。いずれも1988年にラグビーリーグ殿堂入りした選手です。
・Harold Wagstaff(ハロルド・ワグスタッフ)
イングランド、ウェストヨークシャーのホルムファース出身。1900年代から1920年代に活躍。ポジションはセンター。
・Gus Risman(ガス・リズマン)
ウェールズ、カーディフ出身。1920年代から1950年代に活躍。ポジションはフルバック、センター、スタンドオフ。
・Jim Sullivan(ジム・サリヴァン)
ウェールズ、カーディフ出身。1920年代から1940年代に活躍。ポジションはフルバック。1988年にラグビーリーグ殿堂入り。セッション・ギタリストのジム・サリヴァンとは同姓同名。
・Billy Batten(ビリー・バッテン)
イングランド、ウェストヨークシャーのキンズリー出身。1900年代から1920年代に活躍。ポジションはフルバック、ウイング、センター。
・Brian Bevan(ブライアン・ビーヴァン)
オーストラリア、シドニー出身。1940年代から1960年代に活躍。ポジションはウイング。
イラストのタッチが味があっていいですね。活躍している様子が伝わってきます。
ビリー・バッテンは今見ると自撮りしてるみたいにみえる。
ブライアン・ビーヴァンはデコが光っています。
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次回は、クラシック音楽にまつわる切手をご紹介します。
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