【ポストカード】コレクション㉖ 洋楽その3

ポストカード

前回に引き続き洋楽に関するポストカードコレクションです。

ザ・スミスのポストカードです。40になってもまだザ・スミスを聴き続けるしょうもない人生になるとは思いませんでした。
モリッシー、ザ・スミスの小物類はわりかし集めやすいです。イギリス旅行の折りにゲットするのもいいですが、国内でも十分な数を見つけられると思います。

ザ・スミス「ハウ・スーン・イズ・ナウ」発売当時の宣材写真


ザ・スミス「ハウ・スーン・イズ・ナウ」発売当時の宣材写真, 1985年?

英Dameged Goods社発行のポストカードです。

「ハウ・スーン・イズ・ナウ」発売当時の宣材写真ですが、映像もどこかで見た覚えがあり・・・ここがマンチェスターなのかロンドンなのか、有識者の方教えてください。
シンコー・ミュージック社の『ザ・スミス・ファイル』P.5に別テイクの写真があります。他の別テイクの写真も見た覚えがある。

わかりにくいですが、奥で内股になっているマイク・ジョイスは「ハットフル・オブ・ホロウ」のTシャツを着ています

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ザ・スミス「ザ・クイーン・イズ・デッド」ポスター


ザ・スミス「ザ・クイーン・イズ・デッド」ポスター, 1986年?

アルバム「ザ・クイーン・イズ・デッド」の宣伝ポスターです。レコードだけでなくカセットでも販売されたそうです。斜めにアルバムジャケットが入っている感じがダサい。

写真はマンチェスターの少年少女向けスポーツ施設サルフォード・ラッズ・クラブの前でキメた有名なもの。当時、許可をとらずに撮影したのか、施設側は激怒したそうです(その後和解)。いまだにマンチェスターでは、この建物の前で記念撮影するファンが後を絶たないとか。

私の手元にある「Morrissey‘s Manchester」というザ・スミス聖地巡礼をテーマにした洋書でもサルフォード・ラッズ・クラブは詳しく取り上げられており、表紙画像にも使われています。そういう書籍が発行されていること自体が、すごいな。

元のデータを使わず、コピーをコピーしたのでしょうか、画像がとても粗くなっちゃってます。それをポストカードにしているので、さらにボロボロに。

ザ・スミス「ディス・チャーミング・マン」


ザ・スミス「ディス・チャーミング・マン」, 1983年

1983年のシングル「ディス・チャーミング・マン」の右端にテキストが添えられたバージョン。
なお初期プレスの英国盤は、モリッシーのこだわりでバンド名等テキストが一切ないアートワークになっています。

UKチャート25位まで上がった有名曲で、この曲だけは知っているという方も多いでしょう。

ザ・スミスのアルバムアートワークは、モリッシーの趣味で古い映画や著名人などの写真が使われています。ポストカード化するにあたっては、スミスの許諾とは別に、元ネタの権利保持者の許諾が必要だと思うのでめんどくさいですね、きっと。

この写真はジャン・コクトーの映画「オルフェ」の一場面で、映っているのは主役のジャン・マレー。主人公オルフェが鏡の中に消えた女と死んだはずの男を追うも意識を失い、目覚めたところ。映画スタートからちょうど17分めくらいのシーンです。

ジャン・コクトーはゲイで、ジャン・マレーは長年の愛人だったといわれています。
「ディス・チャーミング・マン」の歌詞はどうも年かさの裕福な男に買われた貧しい少年の話っぽいので、そのあたりも多少含ませているのかもしれません。

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ザ・スミス「ガールフレンド・イン・ア・コーマ」


ザ・スミス「ガールフレンド・イン・ア・コーマ」, 1987年

ザ・スミス末期にリリースされた「ガールフレンド・イン・ア・コーマ」のシングルです。

写真は、モリッシーが当時激推ししていた劇作家シーラ・ディレーニー『蜜の味』の表紙。現在Kindle Unlimitedで読めるようなので、英語が得意な方はA TASTE OF HONEYで検索して読んでみてはいかがでしょうか。
1961年には映画化もされており、若いころ見ましたが陰鬱な映画だったような。

ザ・スミス「ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド」


ザ・スミス「ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド」, 1987年

こちらもザ・スミス末期にリリースされた「ショップリフターズ・オブ・ザ・ワールド」のシングルです。
みればわかるとおり、エルビス・プレスリーです。1954年の写真のようです。

映画からの引用ならまだわかるとして、別のミュージシャンのドアップの写真をシングルのアートワークに使うのって新鮮よな。
これのちょっと前の1985年には、プリファブ・スプラウトがファンだからという理由で「スティーヴ・マックイーン」という名前のアルバムを出していたけど、それに近いものを感じる(笑)。

ザ・スミス関連はまだまだありますが、これくらいにしておきます。
次回は久しぶりに、西洋画のポストカード紹介に戻ろうかと思います。

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