私の切手コレクションのなかから、お気に入りのものを紹介します。
馬が描かれた切手です。おそらくハンガリーで購入したものです。
ルーマニアの馬の切手(1984年)
馬体のみが描かれたシンプルな切手です。
左上はリピッツァナー(リピッツァ)という、16世紀にオーストリアで品種改良によって生み出された軽種馬。ルーマニアでは馬の飼育が盛んで、特にこのリピッツァナーは国を挙げて育成しているとのことです。
右上はモンゴル原産のフツルというずんぐりしている馬。たてがみ長いなあ。
左下はブコビナ地方の馬のようですが、山間部で詳しいことはわかりませんでした。
右下はノニウス種で、ハンガリー原産のようです。このイラストのように、色が濃い馬が多いとのこと。背景のエメラルドグリーンもあいまってかっこいいですね。
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ルーマニアの画家Marcel Chirnoagăの切手(1984年)
1930年生まれのルーマニアの画家Marcel Chirnoagăが描いた馬の切手です。
素早い筆致で走る馬と騎手の姿をとらえています。部分的に彩色されており、そのバランスが見事ですね。
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ベルリン・馬の国際会議の切手(1974年)
テキストによると、1974年にベルリンにて開催された社会主義国における馬の飼育に関する国際会議を記念する切手のようです。旧東ドイツらしい色合いと背景の雰囲気がよい感じです。
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デンマークの馬術の切手(1981年)
シンプルで味わい深いデンマークの馬の切手です。馬術の様子を描いているのだと思いますが詳しいことはわかりませんでした。
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ヨゼフ・ラダのペガサスの切手(1970年)
ペガサスに乗った若い男が夜空を駆けています。
美しく精緻な印刷で、発色がすばらしく、お気に入りの切手です。
ヨゼフ・ラダはチェコスロバキアの画家、イラストレーター、作家。絵本好きな方でしたらご存じかと思います。この切手は、チェコの民話を描いたもののようですが、詳しいことはわかりませんでした。タイトルのDivotvorný mečとは、聖剣という意味でしょうか。Divotvorný mečで検索すると、全文が載っているチェコ語のサイトがあるのですが、なにぶんチェコ語なので内容がちんぷんかんぷんで・・・。
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子どもと木馬の切手(1975年)
こちらもチェコスロヴァキアの切手ですが、詳しいことはわかりませんでした。
こちらも民話をもとにしているのかもしれません。
屋外で子どもが木馬にもたれかかり眠り込んでいます。やさしい雰囲気と色合いの切手です。
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次回も引き続き馬の切手をご紹介します。
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